信州巨峰篇

第2回 畑いっぱいに溢れる実りのハピネス

手塩にかけてきた巨峰がついに旅立つ時

まだまだ季節は夏の終わり。
昼間は立っているだけで汗が出るような季節に巨峰は実りの時期を迎えます。
生産農家では一年でも一番忙しく、そして一番嬉しい時期。
前回に伺い“摘粒作業”を見学させてもらった農家さんを再び訪れました。
収穫の時期だからこその忙しさと、緊張感、そしてやっぱり安堵と嬉しい笑顔。
ハピネス溢れる収穫の日をお手伝いさせてもらいました。

JEWELRY 重そうに垂れた袋の中には黒く光る宝石が

変わらぬお父さんの笑顔に再会。
今回は実りの嬉しさに溢れてる!

前回と同じ農家さんを再訪。
変わらぬ笑顔で忙しそうなお父さんがお出迎えしてくれました。

緑で硬かった巨峰の房も今は雨や太陽の光、そしてカラスなどから守るため袋にすっぽり隠れています。ちょっぴりその袋をのぞかせてもらうと・・・
中にはしっかり熟して黒く色づいた巨峰の房がしっとり、重みを持って佇んでいました。

「もう、ここは全部熟してるから収穫できるよ!」
と言うと袋はかけたまま茎の上の方から、パチン、パチン。どんどんカゴに詰めていきます。またもやさすがお父さん!作業が早い!

茎を少し長めに残すのは、ここからスーパーで並ぶまでに少し時間が経つので一番新鮮な切り口を売り場でお客さんに見えるようにするため。そんな細やかな気遣いがあってこそ、私たちが新鮮で美しい巨峰たちに出会えるのですね。

新鮮さと美味しさの証拠
“ブルーム”

私もはさみを手に収穫のお手伝い。長めに茎を残しながら・・・
パチン。ズシっと手にかかる重みが嬉しい瞬間。
横でどんどん作業を進めるお父さん。
あっという間にかごの中に綺麗な列をなして並んでいきます。

巨峰の粒の表面に見えるうっすらと白い粉、これがブルーム。
甘さと新鮮さの証拠です。
大切なブルームが落ちてしまわないよう、素早くでもそっと、
まさに宝物を扱うように収穫していくのです。
ブルームは旅立つ花嫁を守る綺麗なベールのような存在なのです。

お父さんから「味見してみていいよ!」の一言。
おことばに甘えて頂きまーす!
じゅわ〜と口の中に広がる甘みと巨峰ならではの
香り!美味しい!と思わず叫んでしまいました。

READY 大切に箱に詰めて・・・出荷準備完了

計量、そして箱詰め。
家族総出で作業

収穫した巨峰はすぐそばにある作業小屋へ移動。
ここでは計量・そして箱詰め作業が行われます。
奥さん、そして夏休み中で実家に帰ってきていた息子さんも
慣れた手つきで黙々と作業をお手伝い。
大切な収穫の時期、家族全員で巨峰を送りだします。

計測をして、均一な大きさ重さで出荷できるように調整します。
小さな粒はここでとったり・・・綺麗な房になるよう真剣な目で作業。

お店に並ぶとき、ちゃんと美味しさが伝わるような見た目も大切。
手にとって「美味しそう」と心躍らせてもらうためにも、どの面を正面にするかをちゃんと考えて丁寧に一房ずつパックに収めていきます。

箱に揃った巨峰たち・・・
旅立ちの準備ができました

房が整ったら、透明なパッケージにそっと入れ上にビニールをかけ完成!
私たちがスーパーでよく見かける巨峰が目の前に並びます。
「FRUITS HOLLYWOOD」とかっこいいロゴの入った箱に1パッケージずつ並べます。生産者が誰かわかるようにお父さんの名前もちゃんと箱に印刷されています。
これでやっと畑から市場へ、旅立ちの準備が完了です。感無量!

お父さんの畑の横でジャンプ!
広大で豊かな信州の土地に
テンションもマックス。
 

ENCOUNTER ポッキーに使われる特別な巨峰たちに出会う

「製菓エリート」な巨峰たち

市場に出回る巨峰と、製菓用の巨峰は違う畑で育てられています。
今回はこの地元ポッキーのために育てられている巨峰の畑も見せてもらいました。
お菓子に成った時の「味」を考えて育てられているまさに、“製菓エリート巨峰”なのです。

この畑の巨峰たちは見た目よりも大きさが大事。
収穫の直前、熟させて味を濃くするため全ての袋が外された状態でした。
ずらっと熟した巨峰が上から下がっている状態はやはり圧巻!その迫力に思わず大興奮。

どんな風に巨峰を楽しむか、という目的によって細かくその
育成工程や作業が分かれていることを実感した瞬間でした。

GET TOGETHER いろいろいな畑から集まった様々なぶどうが一同に!

畑にお邪魔したあとは集荷場にも。

ここには近隣の畑で収穫されたぶどうたちが集まってきます。
巨峰だけではなくナガノパープルやシャインマスカットなど色とりどりのぶどうが出荷の瞬間を待っていました。

検品、出荷積まれた段ボールはまさに宝物箱。

ここからいよいよトラックで
全国へ!

この集荷場では近隣の畑から集まったぶどうが最後のチェックを受ける場所。
粒の揃い具合や色、房の大きさなどからランクがつけられるのです。

厳しい目でぶどうをチェックするスタッフの皆さん。
積まれた箱をトラックにどんどん移動する皆さん。
全国に旅立つぶどう達の最終ターミナルは「早く新鮮なうちに消費者へ!」という皆さんの気迫に溢れて凛とした空気が流れていました。

お世話になったお父さんの箱も発見!
しっかり検品されてあとはトラックに乗るのを待つのみ。

東西南北ここ信州から全国へ出荷されていきます。
ついつい「美味しく食べてもらえますように!」と
声をかけたくなってしまいます。

FOLLOW いざ旅立ちを迎えた巨峰。この甘さの源を辿ってみました。

濃い甘みは・・・
信州の水で作られる!?

長野の土地が巨峰栽培に適している理由。
その1つに「水」がありました。
この土地に流れ込む水、それは飛騨山脈の白馬連峰を水源とする松川からくる水です。
水質が強酸性と呼ばれるものでこれが畑に注がれることにより
ぶどうをはじめ果実の実がより甘くなるのだそう。

様々な自然の要素が関係しあい絶妙なバランスでこの素晴らしい環境を保っているのです。
そんな松川の源流を辿って山の中へ向かってみました。

現れたのは水しぶきを上げて迫力満点の大きな滝。
雷滝。
この雷滝は滝そのものの裏側に入ってみることができるので
「裏見の滝」とも呼ばれています。
水しぶきが霧のようになってまさに天然のミスト。
人間では太刀打ちできない自然の力強さを感じました。
この強さが甘く美味しい巨峰を作り上げているのです。

ご協力頂いた皆様 ・JA全農長野様 ・長野県観光部 信州ブランド推進室 ・JAながの様

とれたて通信専属レポーター

見守ってきた巨峰が出荷される姿に私まで感動!

取材を通して感じた生産者の手間と愛情。
スーパーに並んだ巨峰を見るとつい生産者名をチェックしてしまいます。

取材 / 岡野奈緒子 テレビ番組、ラジオ番組を手掛ける放送作家。巨峰狩りは家族の定番行事でした。

  • 第1回 信州巨峰のハピネスに隠された“特別”
  • 第2回 畑いっぱいに溢れる実りのハピネス
  • 第3回 巨峰でシェアハピ!ぶどう祭開催

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