あまおう苺篇

第1回 受け継がれていく、あまおう苺への思い。動き始めた夢への挑戦

真っ赤な宝石、あまおう苺を育てる覚悟

一口食べたら弾けるような甘さと果汁が溢れ出す「あまおう苺」。
福岡県で8年の開発期間を経て誕生した、ブランド苺です。
あまおう苺は、地元の人に愛され大切に育てられているフルーツ。
地元を訪れると、まるで我が子のように慈しみながら育てる人々の姿がーーー

あまおう苺という名に込められた想い

あかい・まるい・おおきい・
うまい!すべての条件を
満たされたのがあまおう苺」。

『あまおう』の名前の由来は、「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字をとったもの。実は、新品種を開発した際に福岡県民による公募によって決定したのです。苺の名前には、可愛らしいイメージの名前が付けられることが多いのですが、あえてどっしりと力強さのある「あまおう」と名付けたそう。

あまおう苺が生まれるまで
8年。全国で愛されるように
なって14年。

1996年から8年の年月をかけて生まれた「あまおう苺」。苺は品種が変わると水のやり方やビニールのかける時期など育て方が異なります。だからこそ、今の「あまおう苺」を完成するまでに、地元の農家の皆さんは何度も試行錯誤を重ねたそう。そんなあまおう苺が市場に出回り、全国で愛されるようになって、14年目を迎えます。

甘みの中にほどよい酸味が
ジューシー!

「あまおう苺」は、ビジュアルも中身も兼ね備えた苺。大きく丸いフォルムは、ツヤツヤとした赤みの魅力を最大限に引き出します。また、甘みだけでなく、ほのかな酸味があることでよりジューシーな苺本来の味を楽しむことができるのが「あまおう苺」。スイーツにしてもフルーツ本来の味が楽しめるのも特徴のひとつ。
福岡が誇る「あまおう苺」は、苺の品種の中でも唯一無二の存在です。

父から受け継いだあまおう苺に託した夢

今回お話を伺ったのは、八女市で一番フレッシュな「あまおう苺」農家・室園翔太さん。
23歳という若さで、実家の苺農家を継ぎ、「あまおう苺」作りに励んでいます。父の背中を見て育った室園さんは、誰に言われるわけでもなく、自ら「あまおう苺」を育てることを決意したそう。

両親からは「実家を継いで欲しい」と言われたことはないと話す室園さん。苺農家になることを伝えたとき、父はただ諭すように「大変だぞ」と室園さんに話したと言います。しかし、日々両親の姿を見ていくうちに、自然と苺農家としてやっていきたいと思うようになった決意は固く、23歳の若さで実家の苺農園を営んでいます。
「あまおう苺」の栽培に携わってはじめて、その大変さを実感したそう。“きっと、自分でやりたい”と思わない限りできないことがわかっていたから、父は何も言わなかったのかな。

より良い品種の「あまおう苺」を
作りたい。
今は、早く一人前に
なるのが目標!

今はまだ勉強させてもらっている立場。母や周りの人たちの助けがあって、やっていけていると謙虚な室園さん。
「自分は、八女市の苺農家の中で一番若いんです。だからとにかく、早く一人前になれるように頑張りたい」
苺農家で一番になりたいと熱い想いを語ってくれた室園さん。今の自分だからこそできることを模索している最中なんだとか。

毎年変わる環境の中で、確実に品質の高い「あまおう苺」を育てる作業は、至難の技。だからこそ、次はどうしたらいいだろう?他の人はどんな風にしているだろう?と考え、周りとの連携も大切だと教えてくれました。

熱いパッションとは裏腹に、優しく苺を見つめ手に取る姿は優しさに溢れており、「あまおう苺」のおいしさは、農家の皆さんの愛情によって生み出されているのが伝わってきました。

「あまおう苺」がおいしくなるまで

苗作り

苺栽培は、苗を作ることから始まります。
4~5月に親苗から、新しい苗を育てます。

開花

「あまおう苺」の開花は、時期が4つに分けられる。第1期から第4期にかけて白い花が開花する。

収穫

傷まないように、手作業で一つ一つ丁寧に収穫。ヘタの根元をつかみ、実の方へ引っ張るようにして収穫。

定植

育てた苗を、少し高く盛り上げた土に植え付ける。苗が大きくなりすぎないようにすることで定期的な結実が期待できるそう。
そして、マルチ・ビニールを被せる。

結実

花が朽ち、実が膨らみ、白から緑、そして真っ赤に変化していく。
他の品種に比べて大きく丸みがあるのが「あまおう苺」の特徴。

ビニールハウスは、台風や気温との戦い

ビニールハウスの中で栽培される「あまおう苺」は、外敵から守られているから安心という印象ですが、実はこの管理が難しい。
福岡県では、ちょうど定植作業ののちに台風の時期に突入する。台風や竜巻からビニールハウスを守らなくてはいけないのだ。
また、気温管理は毎年異なる気候に合わせて調整していく。暖かければいいというわけでない。なんと、暖かすぎると苗が病気にかかるリスクが高まるんだとか。
ビニールハウスの管理によって、その年の「あまおう苺」の大きさやうまさが大きく左右される。

まるで箱入り娘!地元から旅立つあまおう苺

繊細な「あまおう苺」だから
こそ、収穫は手作業でないと!

オートメーション化が進む農業ですが、「あまおう苺」の収穫作業は、今でも農家の手で行われています。出荷の瞬間まで気の抜けない「あまおう苺」は、手のかかる子供のような存在だとJAふくおか八女の壇さんは話します。
衝撃に弱い繊細な「あまおう苺」は、あまり触れずにヘタごと一気に収穫するのがポイント!ベテランの手さばきは、早すぎて目にも止まらない!?

あまおう苺に対して、
農家は毎年”1年生”

「あまおう苺」は、天候や気候に大きく左右されるフルーツ。ベテランの農家の方でさえ、毎年”1年生”の気持ちで取り組んでいるそう。台風や竜巻などの影響を受けやすいからこそ、日々地元の農家の皆さんが一丸となって丁寧に育てています。愛情をたっぷり込めて出荷された「あまおう苺」は、まさに地元が育てた箱入り娘!

あまおう苺は福岡が育てた愛されフルーツ

「あまおう苺」は一口食べたら、思わず笑顔になるおいしさ!

苗づくりから出荷の瞬間まで、農家の皆さんが丹精込めて育てられた「あまおう苺」。12月から5月にかけてが旬です。
地元福岡の愛がたっぷり詰まった「あまおう苺」は、そのみずみずしい甘さとプリッとした丸く大きな姿が魅力。

あまおう苺が生み出す地元の笑顔

全国にファンが多い「あまおう苺」。
たくさんの人の笑顔を広げる「あまおう苺」を育てている地元には、あちこちに笑顔がいっぱい!
次回は、「あまおう苺」の地元の魅力に迫ります。

ご協力頂いた皆様 ・JA ふくおか八女様 ・筑後市役所様 ・「あまおう苺」農家 室園翔太様 ・広川町役場様 ・八女市様

とれたて通信専属レポーター

苺は、一度食べ始めたら止まらないくらい大好き
大粒なあまおう苺に込められた地元の愛を見つけ出します!

フルーツは、毎日食べるくらい大好き! 福岡は初めて足を踏み入れる場所。
素敵な出会いやおいしい発見に、ワクワクが止まりません!

取材 / 横山 智世(よこやま・ともよ) おいしいものを求めて旅をするのが好きなライター。地元ならではの食材に目がありません。ゼクシィアプリなど女性向けの記事を執筆しています。

  • 第1回 受け継がれていく、あまおう苺への思い。動き始めた夢への挑戦
  • 第2回 あまおう苺が導いてくれた出会い「いちご♡一笑」
  • 第3回 あまおう好き集まれ!おいしさをみんなでシェア♡

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